シャンプー&食事習慣を徹底改革!白髪におすすめの対策4選
白髪が気になるようになると、すぐに何とかしたいという人が多いものです。
白髪の対策としてはシャンプーや食事の改善などが挙げられますが、実際どんなことをしたらいいのかご存知ですか?
この記事では、シャンプーや食事を始めとする4つの白髪対策をご紹介します。今日からすぐにできる対策もあるので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください!
白髪ができるメカニズムとは
黒髪がどのように生成されているかご存知ですか?
黒髪には、毛乳頭にある毛包幹細胞によって毛が生み出され、色素幹細胞「メラノサイト」で生成されるメラニンがこの毛に送り込まれることで黒く着色されます。
毛包幹細胞で生まれたばかりの毛は無色透明であり、まだ黒色ではありません。メラニンが送り込まれることで初めて黒くなります。
白髪は、このメラニンが何らかの原因で生成されずに、無色透明のまま髪毛が生えた状態です。
白髪を引き起こすさまざまな原因
白髪の主な原因は、加齢や遺伝によるものです。加齢によって体の機能自体が低下し、メラニンの生成が鈍くなります。
また「若白髪」に代表されるように、もともと白髪ができやすい体質の人もいます。遺伝によるもので、近年の研究で毛包幹細胞の生存と維持に関わる遺伝子の存在が確認されています。
また、睡眠不足や栄養不足など生活習慣の偏りも白髪の原因となります。睡眠不足によって酸化物質の活性酸素が蓄積されたり、メラニンの生成に必要な栄養物質「チロシン」などが不足したりすると、メラノサイトがうまく機能しなくなります。
それ以外に、過度なストレスを抱えている場合も白髪が増える可能性があります。これらの原因の場合は一時的にメラニンが作られなくなっていると考えられるため、生活を改善することでメラニンを再活性することもできます。
白髪におすすめの対策4つ!
できてしまった白髪を黒くすることはできませんが、あらかじめ対策をすることで白髪を増やしにくくすることはできます。ここでは、白髪ができてしまった場合の対策と白髪をできないようにする対策を4つ紹介します。
1.できてしまった白髪は切るか染める
すでにできてしまった白髪については、切るか染めるかのどちらかで対処するしかありません。本数が少ない場合は1本ずつ切るのもいいですが、本数が多い場合はまとめて染めてしまったほうが手軽です。白髪をそのままにしておくと、「白髪が生えてきた!」ということがストレスになってしまう場合もあります。そうなれば、さらに白髪を増やしてしまうことにもなりかねません。切るか染めるかして、鏡を見ても白髪が気にならない状況にしておくと安心です。
ただし、白髪を抜くのはおすすめできません。抜いてしまうと、髪の毛を作る毛根にダメージが加わるからです。ダメージを負った毛根から次に生えてくる髪の毛は“くせ”になってしまう可能性があります。なかには、毛根を傷つけたことにより炎症を起こし、髪の毛が生えてこなくなるケースもあります。そうならないためにも、白髪は抜くより切るほうが得策なのです。
2.頭皮にやさしいシャンプーを使う
白髪対策ではシャンプーも欠かせません。白髪を作らないようにするためには、頭皮環境を整えることが重要です。
シャンプーは、頭皮の汚れや皮脂を洗い流し、清潔な頭皮環境を整えます。そして、頭皮環境を整えることでメラニン色素の働きにもアプローチできるのです。
シャンプーは、頭皮環境を清潔に保つのに必要な習慣ですが、洗浄力が強過ぎるシャンプーを使っていると逆に必要な皮脂を洗い流し、頭皮の荒れの原因になります。頭皮環境が悪くなれば、髪の毛に十分な栄養が行き渡らなくなり白髪が増えてしまう場合も。
毎日使うものだからこそ、頭皮にやさしいシャンプーを使うように心がけましょう。頭皮と同じ弱酸性のアミノ酸系を選ぶなどして、マイルドな洗浄力で頭皮にやさしいシャンプーが安心です。
また、メラニン生成を活性化させるヘマチンやメタリンなどの有効成分が入ったものもおすすめです。
頭皮にやさしいシャンプーでは、セントプライドのアイテムがいいでしょう。アミノ酸を主成分としているセントプライドのシャンプー「ナチュラルヘアーソープ」ならば、頭皮に負担をかけずにやさしくシャンプーできます。髪や頭皮の負担となる旧表示指定成分や香料、着色剤、添加剤は一切不使用。保湿成分であるヒアルロン酸を配合しています。
洗う際は、シャンプー液を手のひらで軽く泡立ててから、生え際→頭頂部→後頭部→襟足の順番で指の腹を使って優しくもみ洗いするようにしましょう。
3.睡眠をしっかり取る
白髪を増やさないためには、なるべくストレスを抱えずに睡眠をしっかりとをとることも必要です。
最適な睡眠時間には個人差はあるものの、1日7~8時間とされています。1日7~8時間、決まった時間で寝起きするのが理想的です。休みの寝だめは、体内時計を狂わせ、かえって疲れを引き起こすため、おすすめしません。眠りが浅いという人は、自分に合った枕や寝具を選ぶ、室内を暗くする、睡眠の妨げになるスマートフォンは別の部屋に置くなど、睡眠環境を見直してみてもよいでしょう。
4.必要な栄養素を食事やサプリなどで適度に摂取する
また1日3食、栄養バランスのいい食事をとることも欠かせません。
メラニン生成には「チロシン」というアミノ酸が必須です。チロシンは体内のチロシナーゼ酵素と合わさることでメラニンが作られます。
また、髪の毛を構成するタンパク質や、タンパク質を合成する亜鉛、メラノサイトの働きを活性化させるミネラルも、白髪対策におすすめです。
以下で、これらの栄養素が含まれる食べ物を一覧で紹介しています。白髪にさせない頭皮環境にするためにも、これらの栄養素を含んだ食材を献立に取り入れるようにしてください。
栄養素 | 含有している食材 |
チロシン | チーズ、ナッツ類、大豆製品、ちりめんじゃこ など |
タンパク質 | 大豆、肉、魚、卵 など |
亜鉛 | 牡蠣、レバー、うなぎのかば焼き など |
ミネラル | わかめ、のり、昆布、ひじき、寒天 など |
なかなか食事だけでは摂取が難しいという場合には、サプリメントを併用してもよいでしょう。ただしサプリはあくまでも食事の補助となるため、基本的には食事から栄養をとるように心がけることが大切です。
40代におすすめの白髪対策は生活習慣の改善
40代は、加齢による白髪が増えてくる頃です。
加齢によって起こるメラノサイトの動きの鈍化を防ぐことはできませんが、生活を改善してメラノサイトの働きを高めることはできます。
具体的には、
- 同じ時間帯に食事、睡眠をとるようにする
- ウォーキングやストレッチなど、日々適度な運動を取り入れる
- アルコールやタバコの摂取量を減らす
- オン・オフの時間を切り分け、オフの時間は思いっきり好きなことをやってストレス解消する
- 偏食はさけ、栄養バランスのとれた献立にする
白髪が生えてくるのにはさまざまな原因があるため、できる対策も1つではありません。睡眠をしっかり取るなどといった今日からできる対策を取り入れて、白髪が増えにくい体作りをしていきましょう。