老け顔になってない? 「頭皮」からケアする顔のたるみ
「ほうれい線が濃くなってきた」「目じりにシワが」「二重あごをなんとかしたい」
年齢とともに気になってくる悩み。
それは顔のたるみからきていることをご存じですか?
顔がたるんでいくことで顔から首にかけてシワがより濃くなっていき、全体的に老けた印象に見えてしまいます。
では、一体なぜ顔がたるむのか?
その原因は、主に顔の土台となる筋力や肌の弾力の低下と言われています。
防止策として顔の筋トレによるリフトアップや、肌のハリを与えるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸をとったりすることを、よく耳にされる方も多いのではないでしょうか。
しかし、たるみを改善するためには、顔だけでなく実は「頭皮のたるみやコリ」も改善していくことが必要なのです。
頭皮も顔とつながっている皮膚。
頭皮へのケアを怠っていては、どれだけ顔のスキンケアを頑張っていても顔のたるみは改善されにくいかもしれません。
まずは自分の頭皮のたるみとコリをチェックして、どのようにケアすると良いのかを知っていきましょう。
頭皮はなぜたるむ?
頭皮のたるみの原因は顔のたるみとほぼ同じ。
顔のたるみ予防は皮膚のハリを保つことを心がけると良いでしょう。
肌のハリを保つコラーゲン細胞が外的要因により破壊されたり、内部要因により生成されにくくなって減少することがないようにすることが大切です。
どのようなことがコラーゲン細胞の減少に影響しているのでしょうか。
①紫外線(肌のハリを保つ成分のコラーゲンやエラスチンを破壊)
紫外線A波(以下、UVA)は、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す繊維芽細胞に損傷を与えます。
UVAは照射量が多く浸透力も高いので、浴びたUVAの20~30%が肌の奥の真皮層にまで達すると言われているので注意が必要です。
②ホルモンバランスの乱れ(エストロゲンの減少によりコラーゲンの生成を抑制)
ホルモンバランスが安定しないと、美肌ホルモンと呼ばれる「エストロゲン」が減少しやすくなります。
「エストロゲン」には肌のコラーゲンの生成を促進する役割があることから、ホルモンバランスの乱れるとコラーゲンがつくられにくくなり、肌のハリを失うことにつながるのです。
③血行不良(肌のターンオーバーが乱れる)
血行が悪くなることにより、代謝が下がり肌の細胞に栄養が十分に行き届きにくくなります。
代謝が正常なときは肌は28日周期で新しい肌に生まれ変わるのですが、肌のターンオーバーが乱れると新しい肌がつくられにくくなり、たるみなどの原因になるのです。
顔には日焼け止めを塗りますが、紫外線の強い日には帽子をかぶるなどして頭皮の紫外線対策も心がけると良いでしょう。
頭皮のコリにも気をつけよう
頭皮の筋肉のコリも顔のたるみの原因につながります。
コリがひどくなると血行が悪くなり、肌のターンオーバーに影響が。
ホルモンバランスの影響もありますが、考え事をしすぎたり、ストレスを抱えていたりすると頭皮がコリやすくなります。
どの部分のコリがひどいかによって、なにが原因となっているのかを確認してみましょう。
①前頭部
心配事が多い人や決断を迫られる機会に多い。前頭部のコリはまぶたのたるみにも影響します。
②側頭部
ストレスが多かったり、我慢をしたりしてしまうと無意識に奥歯をかみ締めることから、側頭部が硬くなる傾向に。フェイスラインのたるみやほうれい線は、側頭部のコリが大きな原因。
③頭頂部
物事を論理的に考えたり、計算などを続けるとコリやすくなります。おでこや眉間のたるみジワの原因は頭頂部のコリ。
意識していない日常の習慣や癖が、頭皮のたるみやコリを招いているようです。
頭皮のたるみとコリの現状をチェック!
自分ではなかなか気付きにくい頭皮のたるみとコリ。
今、どのくらいたるみやコリがあるのか知りましょう。
□ 分け目はいつも同じところ
□ フケが多い
□ 加工食品などの食事が多い
□ 頭皮が赤くなりやすい
□ 深夜まで起きていることが多い
□ スマートフォンやパソコン画面を1日1時間以上見ている
□ 猫背ぎみ
□ 肩や首がこっている
□ 耳の真上の頭皮をつかめる
□ よく我慢をしてしまう
□ 無意識に歯を食いしばる
□ ストレスや疲れがたまりやすい
□ 考え事や心配事が多い
当てはまる項目が多いほど深刻化しています。
これからたるみ・コリ改善を始めてみましょう。
頭皮のたるみ・コリを徹底改善
頭皮のたるみ・コリはどのように改善したら良いのでしょうか?
日頃から簡単にできる改善方法を紹介します。
マッサージでコリをほぐし血行をよくする
頭皮のコリをほぐしましょう。
指で頭皮をもみほぐしたり、ツボを押すことは手軽にできますね。
指を使わなくてもできる道具もあるのでそれを利用するのも。
シャンプーの前や後するときなどなどに5分間でもOK。
毎日続けることが大切です。
よく寝て、よく食べる
細胞も修復する成長ホルモンが多く分泌されるのが22時~6時の間。
この時間帯にしっかりと休み、日中に受けた頭皮のダメージを回復させましょう。
また、頭皮環境を整えるために、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの栄養素を積極的に摂ると良いです。
カラダの内側をしっかりとケアしていくことが、頭皮ケアにもつながります。
保湿で頭皮にもたっぷり栄養を
血行を良くしたり、コラーゲンの生成をサポートする頭皮用美容液も取り入れて、たっぷりと保湿をしましょう。
お風呂あがりにつければ浸透しやすくなります。
顔のリフトアップには「頭皮」ケアを忘れずに
顔がたるみが気になると、スキンケアのみに意識が向きがち。
顔の皮膚とつながっている頭皮のケアも一緒に意識してお手入れをしていくことで、全体的にリフトアップが期待できるでしょう。
日頃気にしていなかった生活習慣や癖にも目を向けてみて、頭皮のダメージを抑制し、たるみにくい状態をキープしてみましょう。
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